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【和歌文学研究者著書紹介】

和歌文学研究者 著書紹介

岩佐 美代子(いわさ みよこ)
1926年3月1日~2020年1月17日。鶴見大学名誉教授。

《著書紹介》近年刊行のもの

『校訂中務内侍日記全注釈』(笠間書院 2006年)
『文机談全注釈』(笠間書院 2007年)
『秋思歌・秋夢集新注』(新注和歌文学叢書 青簡舎 2008年)
『藤原為家勅撰集詠 詠歌一躰新注』(新注和歌文学叢書 青簡舎2010年)
『岩佐美代子の眼 古典はこんなにおもしろい』(笠間書院 2010年)
『讃岐典侍日記全注釈』(笠間書院 2012年)
『和泉式部日記注釈 三条西家本』(笠間書院 2013年)
『岩佐美代子セレクション 1 枕草子・源氏物語・日記研究』(笠間書院 2015年)
『岩佐美代子セレクション 2 和歌研究 附、雅楽小論』(笠間書院 2015年)
『京極派揺籃期和歌新注』(新注和歌文学叢書 青簡舎 2015年)
『為家千首全注釈』(笠間書院 2016年)
『京極派と女房』(笠間書院 2017年)

《論文紹介》
久保田淳・岩佐美代子・福田晃・武石彰夫「報告 中世の信仰と表現」(『中世文学』34号 1989年)J-STAGEにて公開。

岩佐美代子「光厳天皇―その人と歌」(『駒沢国文』30号 1993年2月)駒澤大学学術機関リポジトリにて公開。

岩佐美代子「竹むきが記 : 三大危機の只中に立って」(<特集>中世・危機と「文学」)(『日本文学』55(7)号 2006年)J-STAGEにて公開。


岩佐美代子「永福門院の後半生―花園天皇宸記を通して―」について
「古記録の記述は、短く断片的なものであっても人物像・歌人像を左右するものであり、厳密な正確さが求められるとともに、歴史的・社会的な目配りが必須である。本論文はそうした二点を備えつつ、さらに永福門院像、その周辺の人々の映像にいのちを吹き込んでいる。学術論文でありながら、人々が誌面で躍動しているような感がある。」
「著者は、本論文の後も、『国語国文』に十数本の論文を発表している。著者は鶴見大学に就職するまで、『国語国文』『国語と国文学』『和歌文学研究』に投稿し続け、それは勤め先がないために他に出す雑誌がなかったからだ、という。研究の最先端に矢を放ち続けた著者と、それを受け止めた学会と。そうした本論文をはじめとする諸論を、そしてその後いっそう豊穣に拡がりを見せる論を、私は耽読して、いつの日かこのような論文が書けるようになりたいと思いながら、研究を続けている。本論文は、現在も研究者・院生にそのような思いを抱かせる論文であると思う。」
(岩佐美代子「永福門院の後半生―花園天皇宸記を通して―」(第三十五巻第八号/通巻三八四号、昭和四十一年八月) 田渕句美子(『国語国文』87-(1) 一〇〇〇号記念特輯―『国語国文』この一篇 2018年1月))
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和歌文学研究者 著書紹介

森本 元子(もりもと もとこ)
1912年7月30日〜1992年12月17日。元相模女子大学教授。

『私家集の研究』(明治書院 1966年
『私家集と新古今集』(明治書院 1974年)
『俊成卿女の研究』(桜楓社 1976年)
『二条院讃岐とその周辺』(笠間書院 1984年)
『私家集の女流たち 現し身の恋』(教育出版センター 1985年)
『古典文学論考 枕草子和歌日記』(新典社 1989年)

『小侍従集・二条院讃岐集』(古典文庫 1958年)
『俊成卿女全歌索引』(武蔵野書院 1977年)
『讃岐典侍日記全訳注』(講談社学術文庫 講談社 1977年)
『十六夜日記・夜の鶴』(講談社学術文庫 講談社 1979年)
『定頼集全釈』(私家集全釈叢書 風間書房 1989年)
『殷富門院大輔集全釈』(私家集全釈叢書 風間書房 1993年)

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近藤 みゆき(こんどう みゆき)
1960年2月~2019年12月16日。実践女子大学教授(2003~2019年)。

《著書紹介》

『和泉式部日記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫 角川書店 2003年)
『古代後期和歌文学の研究』(風間書房 2005年)
『王朝和歌研究の方法』(笠間書院 2015年4月)


《論文紹介》

近藤みゆき「『源氏物語』とジェンダー -歌ことばが創造する「男」と「女」- (「『源氏物語』という文化」講演記録)」(『年報』28号、2009年3月) 実践女子大学学術機関リポジトリにて公開。

近藤みゆき「『古今和歌集男性特有表現一覧(改訂版)』 : N-gram分析による古典研究のこれまでとこれから」(『實踐國文學』80号、2011年10月) 実践女子大学学術機関リポジトリにて公開。

近藤みゆき「「河原院文化圏」再考」(『中古文学』103号、2019年5月) J-Stageにて公開。


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松野 陽一(まつの よういち)
1935年1月1日~2018年11月25日。東北大学名誉教授。国文学研究資料館館長(1997~2005年)。

《著書紹介》

『藤原俊成の研究』(笠間書院 1973年)
『千載集 勅撰和歌集はどう編まれたか』国文学研究資料館編(セミナー「原典を読む」 平凡社 1994年)
『鳥帚 千載集時代和歌の研究』(風間書房 1995年)
『書影手帖 しばしとてこそ』(笠間書院 2004年)
『千載集前後』(笠間書院 2012年)
『東都武家雅文壇考』(臨川書店 2012年)

片野達郎・松野陽一 校注『千載和歌集』(新日本古典文学大系 岩波書店 1993年)
松野陽一・上野洋三 校注『近世歌文集』上・下(新日本古典文学大系 岩波書店 1996、1997年)
『藤原俊成全歌集』松野陽一・吉田薫 編(笠間書院 2007年)


《論文紹介》

・松野陽一「「秋しらべ」 : 五十嵐篤好判十二番歌合」(『文藝論叢』(立正女子短期大学文芸科)2号、1966年2月)文教大学学術リポジトリにて公開。

・松野 陽一「「新古今和歌集評釈」について (窪田空穂研究(特集))」(『国文学研究』37号、1968年3月)、早稲田大学リポジトリにて公開。

・松野陽一「『落穂集』(南部家本)の翻刻と解題 ―元禄期江戸雅文壇資料紹介―」(『国文学研究資料館紀要』16号、1990年3月)、国文学研究資料館リポジトリにて公開。


《会員新著紹介》

『和歌史の中世から近世へ』
浅田徹・小川剛生・兼築信行・神作研一・田渕句美子・堀川貴司 編
(2020年11月、定価:17,000円、花鳥社)
詳細


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後藤 重郎(ごとう しげお)
1921年2月23日~2006年11月22日。名古屋大学名誉教授。

《著書紹介》

『新古今和歌集の基礎的研究』(塙書房 1968年)
『新古今和歌集研究』(風間書房 2004年)

久松潜一・山崎敏夫・後藤重郎 校注『新古今和歌集』(日本古典文学大系 岩波書店 1958年)
『新古今和歌集』後藤重郎編(笠間書院 1971年)
『隠岐本新古今和歌集と研究』後藤重郎 編著(未刊国文資料刊行会 1972年)
『勅撰和歌十三代集研究文献目録』後藤重郎編(和泉書院 1980年)
『金葉集研究基礎資料稿』後藤重郎・杉戸千洋 共編(和泉書院 1981年)
後藤重郎 校注『山家集』(新潮日本古典集成 新潮社 1982年)
樋口芳麻呂・後藤重郎 校注『定家八代抄 続王朝秀歌選』(岩波文庫 岩波書店 1996年)

《論文紹介》

・後藤重郎「中京大学図書館蔵 新古今和歌集」(『中京大学図書館学紀要』11号 1990年2月)、
中京大学学術情報リポジトリにて公開。

・後藤重郎・高橋万希子・村井俊司「中京大学図書館蔵 六百番歌合・六家抄」(『中京大学図書館学紀要』12号 1991年3月)、
中京大学学術情報リポジトリにて公開。

・後藤重郎「『定家八代抄』と藤原定家」(『中世文学』36号 1991年6月)、
J-STAGEにて公開。


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谷山 茂(たにやま しげる)
1910年6月17日~1994年11月2日。大阪市立大学・京都女子大学名誉教授。

主要著書

『千載和歌集の研究』私家版 1961年
『谷山茂著作集』全6巻 角川書店 1982~1984年
第1巻『幽玄』、第2巻『藤原俊成 人と作品』、第3巻『千載和歌集とその周辺』、第4巻『新古今時代の歌合と歌壇』、第5巻『新古今集とその歌人』、第6巻『平家の歌人たち』。
『中世和歌つれづれ 谷山茂短篇集』思文閣出版 1993年
『中世和歌の想念と表現』思文閣出版 1993年

論文紹介

・谷山 茂「かかり續貂 源承歌論の一意義」(『人文研究』14(4)号、1963年)大阪市立大学学術機関リポジトリOCURAにて公開

・島津 忠夫・谷山 茂・西尾 実「中世文学における和歌の意義」(『中世文学』11号、1966年)J-STAGEにて公開

・谷山茂「壁の表情―万葉から現代までの身辺雑詠の一素材―」(『谷山茂著作集 六 平家の歌人たち』角川書店 1984年)


『幽玄の研究』所載「藤原俊成年譜」について
「昭和11年作成というのが信じられないくらい古さを感じさせぬ内容に魅せられた。紙面の制約で論証を譲っている別稿の論文をどうしても読みたいと思わせる箇所が随所にある。ところがその論文の載る雑誌類は東京中の図書館を廻ってもほとんど手に入れることができなかった。京大出身の谷山先生は、当時、関西地区を中心にして流布する短歌雑誌などに論文を発表していたのである。」
「当時はその片鱗から全体を推し測って、何とかこの人の論文を読みたいという思いをかきたてていた。遂に意を決して西下し(新幹線はまだ無く、病弱の貧書生には一大決心だった)、京大図書館で「帚木」のバックナンバーに出逢えた時の喜びは忘れられない。複写機の無かった頃だったから、ノートをし終えるのに数日を要した記憶がある――。この後、私の目標は、谷山先生の開拓した道筋を大道におし拡げてゆくことにしぼられることになった。」
(松野陽一『書影手帖』(笠間書院 2004年)所収「谷山茂 「恩師」と呼ぶ」)


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和歌文学研究者 著書紹介

酒井 茂幸(さかい しげゆき)
1973年1月17日~2017年7月。埼玉大学非常勤講師。

『禁裏本歌書の蔵書史的研究』思文閣出版 2009年
『禁裏本と和歌御会 (新典社研究叢書254)』新典社 2014年
『愚問賢注古注釈集成 (新典社研究叢書278)』新典社 2015年
『中近世中院家における百人一首注釈の研究 (新典社研究叢書303)』新典社 2018年
酒井茂幸・齋藤彰・小林大輔 著『草庵集 兼好法師集 浄弁集 慶運集 (和歌文学大系65)』明治書院2004年

論文紹介

酒井茂幸「御所本『三十六人集』(宮内庁書陵部蔵)の筆蹟と筆者」『埼玉大学紀要 教養学部』53号(1) 2017年 埼玉大学学術情報リポジトリSUCRAにて公開

酒井茂幸「近世禁裏仙洞における定数歌・歌会の書写活動について――目録学から読書論へ――」『国文学研究資料館紀要 文学研究篇』42号 2016年3月 国文学研究資料館リポジトリにて公開

酒井茂幸「頓阿の表現方法―「あらはれて」の詠作史から―」『国文学研究』127号 1999年3月 早稲田大学リポジトリにて公開


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川平 ひとし(かわひら ひとし)
1947年8月28日~2006年4月23日。跡見学園女子大学教授。

《著書紹介》
『中世和歌論』笠間書院 2003年
『中世和歌テキスト論 定家へのまなざし』笠間書院 2008年
川平ひとし校注『定家卿百番自歌合』、久保田淳・川平ひとし校注『家隆卿百番自歌合』(『新日本古典文学大系46 中世和歌集』岩波書店 1991年)

《論文紹介》
川平 ひとし「定家著「和歌書様」「和歌会次第」について--付・本文翻刻」『跡見学園女子大学紀要』21、1988年3月

川平 ひとし「雨中逍遥 : 中世における<執筆の身振り> 」『国文学科報』19、1991年3月

川平 ひとし「「ただ」の修辞 : 良経歌一首の形成と享受」『国文学科報』20、1992年3月

以上、跡見学園女子大学機関リポジトリにて公開


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三角 洋一(みすみ よういち)
1948年1月1日~2016年5月4日。東京大学名誉教授、大正大学教授。

主要著書

『物語の変貌』若草書房 1996年
『源氏物語と天台浄土教』若草書房 1996年
『王朝物語の展開』若草書房 2000年
『宇治十帖と仏教』若草書房 2011年
『中世文学の達成 和漢混淆文の成立を中心に』若草書房 2017年
三角洋一・市古貞次共編『鎌倉時代物語集成』全7巻別巻1笠間書院 1988~2001年
校注『新日本古典文学大系 50 とはずがたり たまきはる』岩波書店 1994年

論文紹介

三角 洋一 「作り物語の裾野(<特集>中世の物語の<場>) 」『日本文学』36-(2)、 1987年
J-STAGEにて公開

三角 洋一 「中世知識人の文学 : 『海道記』の一端 (創設五十周年記念特集号) -- (龍谷大学仏教文化研究所創設五十周年記念講演会 仏教の未来) 」『龍谷大学仏教文化研究所紀要』50、2011年12月
龍谷大学学術機関リポジトリにて公開

三角 洋一「駒澤大学仏教文学研究所公開講演会録 『源氏物語』と仏教 : 経文と仏教故事と仏教語の表記」『駒沢大学仏教文学研究』19、2016年2月
駒澤大学学術機関リポジトリにて公開

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福田 秀一(ふくだ ひでいち)
1932年11月19日~2006年4月23日。国際基督教大学教授、国文学研究資料館名誉教授。

《主要著書》

『中世和歌史の研究』角川書店 1972年
『中世文学論考』明治書院 1975年
『海外の日本文学』武蔵野書院 1994年
『中世和歌史の研究 続篇』福田秀一・福田恵美子共著 岩波出版サービスセンター 2007年
『海外の日本文学 続』武蔵野書院 2007年
『文人学者の留学日記』武蔵野書院 2007年
校注『新潮日本古典集成 とはずがたり』新潮社 1978年
共著校注『新日本古典文学大系 中世日記紀行集』岩波書店 1990年

《論文紹介》

福田秀一「鎌倉中期反御子左派の古典研究―附、鎌倉中期歌壇史略年表―」『成城文藝』39号 1965年5月 成城大学リポジトリにて公開

福田秀一「中世勅撰和歌集の撰定意識―序・題号・部立構成から見た―」『成城文藝』47号 1967年7月 成城大学リポジトリにて公開

福田 秀一・島津 忠夫・小峯 和明・松岡 心平「報告 中世文学の範囲」『中世文学』35号 1990年6月 J-STAGEにて公開

E. G. サイデンステッカー、福田 秀一(訳)「源氏物語を訳して―文体の問題―」『国文学研究資料館紀要』6号 1980年3月 国文学研究資料館リポジトリにて公開

田中 祐介・土屋 宗一・阿曽 歩「近代日本の日記帳 ―故福田秀一氏蒐集の日記資料コレクションより―」『国際基督教大学学報 3-A,アジア文化研究』39号 2013年3月 国際基督教大学リポジトリにて公開
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